レッスンで大切にしたいこと

       こんばんは。y-hyggeです。
       ご訪問いただき、ありがとうございます。





2012年にヴォーグ学園で
刺しゅうのワークショップをさせていただいたことからスタートした刺しゅう教室。

現在は外部ではレッスンはしていなくて自宅教室のみとなっています。
毎月通ってくださる生徒さんたちとテーブルを囲んでステッチしていますが
生徒さんとお話しすることで、刺しゅうに対する考えも深まっていきます。


今日、雑誌の付録をステッチするとき、初めの糸を表に出してスタートしながら、
お教室の生徒さんのお顔が目に浮かびました。


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  私の中では、刺しゅうを習っている時から「刺しゅうには玉どめはNG」というのが常識で、
  スタートの糸は表側に出しておいて後から始末をしていました。
  言ってみればちょっと面倒な作業です。

  それが、手芸メーカーさんのオーダーをいただくようになった時、
  基本は玉どめはしませんが…という前提の上で、特別対応としての玉どめスタートの指示がありました。
  ちょっと抵抗はありながらもその指示通りにしていましたが
  そのあとでいくつか見た刺しゅう展では玉どめスタートをしているところが多く
  今は玉どめスタートが主流でもあるかのような説明も耳にするようになりました。

  それで始めてみると、確かに面倒な作業なくスタートできることに「楽」を覚えてしまい、
  面倒な作業なくできるのなら…と、お教室のレシピも「本来は玉どめはしないけれど…」の前提で
  玉どめでやっていく方法も示したりしてキットを作ったこともありました。

    ※ただ、これには限度があり、刺しゅうする布によって玉どめスタートでは向かないものもあります。



この背景があっての話ですが、あるレッスンでのこと…

生徒さんが、「初めて私のレッスンを受けたときに、玉どめをしないで始める方法に感動したけれど
玉どめスタートって時もあるんですね…」とおっしゃいました。


初めてフランス刺しゅうのレッスンをした時の私の説明を
ちょっと面倒なことでもそれが「手づくりのよさ」なんだ…
そう感じていただけたことが嬉しかったことを思い出しました。


  

「刺しゅう」とひとことで言っても、いろんなやり方があり、
レッスンをしながら迷うこともたくさんあります。
でも、どれも間違いではない。
刺しゅうの種類が増えれば増えるだけ
これはこのやり方がいいけれど、
あれはあのやり方の方が合っている…ということが多くなってくると思います。
(「玉どめをするかしないか」は一つの例としてであり
その他どんな時でも考えられます。)


レッスン中の生徒さんからの声を聞き逃さず
たくさんのやり方がある中で、基礎は基礎として頭の中に入れたうえで、
でも、その時その時にあったやり方を提案する柔軟さを持ち
これからも生徒さんとの時間を大切に過ごしていきたいです。




また、刺しゅう教室は技法を伝えることだけでなく
手づくりの貴さも一緒に伝えることができるよう…

いろいろ考えると奥が深いことです。





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by y-hygge | 2016-03-25 23:30 | レッスン・ワークショップ