クロスステッチとリネンの関係
2012年 09月 09日
「てしごと」はどの分野も材料選びからと言いますが
クロスステッチもステッチと相性のよいリネン選びから始まります。
私が初めて出会ったクロスステッチは、デンマークフレメだったので、
その当時は何の迷いもなくフレメのリネンと花糸を使って
クロスステッチを楽しんでいました。
当時は、額やタペストリーやクッションなどを中心とする作品を生み出していたので、
フレメのリネンはとてもよかったのですが、
キッチンまわりなど暮らしの中で使っていこうとすると、
「さりげなく」使える感じがあまりしなくて、
バンバン使っていくものに刺繍をすることが多くなった最近は
クロスステッチ用のリネンではなくて、
さりげなくクロスステッチを入れられるリネンを探すようにしています。
ただ、クロスステッチはリネンの織り糸が縦横均等でないと
図案通りにステッチしても縦長だったり横長だったり……と
きれいな図案にならないので、ステッチしやすいリネンを見つけた時には
必ず「5×5のステッチ」の儀式をしてリネンの相性を確かめます。
このステッチがきれいな正方形になれば
クロスステッチのリネンとしては合格です。
例えばこのリネンだと、5×5のまだ小さな段階で
もう正方形ではなくなっています。
こちらも微妙ですね。
ただこのくらいなら、ちょっとしたステッチならば使えなくもないです。
ちょっとしたズレは図案が大きくなるとそれだけ狂いも大きくなりますが、
小さな段階であれば不自然ではないと思います。
それを、クロスステッチ用のリネンでするとどうなるかというと……
こちらは、フレメのリネン 12B
ちょいと映りが悪いですが……
こちらはツバイガルト ベルファスト
どちらもクロスステッチ用なので本当にきれいな正方形になります。
ということで、使いやすいリネンをいろいろ探している中で、
先日、「小幅リネン」に出会いました。
「昔ながらの機屋さんが織った」という紹介も気に入り
試しに頼んでみました。
それが先日届いたので、地直しをして
いつものようにクルクルと巻いて……
小幅というだけあって、40cmくらいしかないので
着物地の反物みたいです。和裁を習っていた頃が懐かしい……。
小幅リネンの儀式はこんな感じ。
う~ん、なかなかいい感じの正方形です。
ただ、ちょっと薄いかも……で、
力の入れ加減では糸が引っ張られ過ぎる時もあります。
そこでちょっと考えてみました。
普段は刺繍枠を使わずにクロスをする私ですが、
刺繍枠を使って一針一針出したり入れたり……をしてみたら
糸の渡りが落ち着くようになりました。
薄いリネンの場合は刺繍枠を使った方がいいのかしら?
と、「これ!」というリネンに出会うまでは
もうしばらくリネン探しの旅は続きそうです。
この瓶には、半端な糸を入れています。
デンマークの方とお話しする機会があった時に
「昔は刺繍したくても刺繍の材料がなかなかなくて糸も大切に使ったものよ」
という話を聞いてから、私も、ちょっとのモノも大切にするように気をつけて、
まずはこんな感じのことから始めました。
この半端な糸、↑儀式の正方形を作るのにちょうどいいです。
こちらは、京都の「金の羊」さんから届いた羊毛です。
羊のよい油分を詰めてピンクッションを作ろうかと思っています。
京都にも神戸にもよい材料を提供してくださるお店があり、
一度使ったものをリピートすることも多いです。
PCに向かいポチリとしたらすぐ家に届けてもらえる……
って、ホント便利な時代です。
でも、実店舗も気になる……
ゆっくり京都や神戸の手芸屋さんめぐりをしたいです♪
クロスステッチもステッチと相性のよいリネン選びから始まります。
私が初めて出会ったクロスステッチは、デンマークフレメだったので、
その当時は何の迷いもなくフレメのリネンと花糸を使って
クロスステッチを楽しんでいました。
当時は、額やタペストリーやクッションなどを中心とする作品を生み出していたので、
フレメのリネンはとてもよかったのですが、
キッチンまわりなど暮らしの中で使っていこうとすると、
「さりげなく」使える感じがあまりしなくて、
バンバン使っていくものに刺繍をすることが多くなった最近は
クロスステッチ用のリネンではなくて、
さりげなくクロスステッチを入れられるリネンを探すようにしています。
ただ、クロスステッチはリネンの織り糸が縦横均等でないと
図案通りにステッチしても縦長だったり横長だったり……と
きれいな図案にならないので、ステッチしやすいリネンを見つけた時には
必ず「5×5のステッチ」の儀式をしてリネンの相性を確かめます。
このステッチがきれいな正方形になれば
クロスステッチのリネンとしては合格です。
例えばこのリネンだと、5×5のまだ小さな段階で
もう正方形ではなくなっています。
こちらも微妙ですね。
ただこのくらいなら、ちょっとしたステッチならば使えなくもないです。
ちょっとしたズレは図案が大きくなるとそれだけ狂いも大きくなりますが、
小さな段階であれば不自然ではないと思います。
それを、クロスステッチ用のリネンでするとどうなるかというと……
こちらは、フレメのリネン 12B
ちょいと映りが悪いですが……
こちらはツバイガルト ベルファスト
どちらもクロスステッチ用なので本当にきれいな正方形になります。
ということで、使いやすいリネンをいろいろ探している中で、
先日、「小幅リネン」に出会いました。
「昔ながらの機屋さんが織った」という紹介も気に入り
試しに頼んでみました。
それが先日届いたので、地直しをして
いつものようにクルクルと巻いて……
小幅というだけあって、40cmくらいしかないので
着物地の反物みたいです。和裁を習っていた頃が懐かしい……。
小幅リネンの儀式はこんな感じ。
う~ん、なかなかいい感じの正方形です。
ただ、ちょっと薄いかも……で、
力の入れ加減では糸が引っ張られ過ぎる時もあります。
そこでちょっと考えてみました。
普段は刺繍枠を使わずにクロスをする私ですが、
刺繍枠を使って一針一針出したり入れたり……をしてみたら
糸の渡りが落ち着くようになりました。
薄いリネンの場合は刺繍枠を使った方がいいのかしら?
と、「これ!」というリネンに出会うまでは
もうしばらくリネン探しの旅は続きそうです。
この瓶には、半端な糸を入れています。
デンマークの方とお話しする機会があった時に
「昔は刺繍したくても刺繍の材料がなかなかなくて糸も大切に使ったものよ」
という話を聞いてから、私も、ちょっとのモノも大切にするように気をつけて、
まずはこんな感じのことから始めました。
この半端な糸、↑儀式の正方形を作るのにちょうどいいです。
こちらは、京都の「金の羊」さんから届いた羊毛です。
羊のよい油分を詰めてピンクッションを作ろうかと思っています。
京都にも神戸にもよい材料を提供してくださるお店があり、
一度使ったものをリピートすることも多いです。
PCに向かいポチリとしたらすぐ家に届けてもらえる……
って、ホント便利な時代です。
でも、実店舗も気になる……
ゆっくり京都や神戸の手芸屋さんめぐりをしたいです♪
by y-hygge
| 2012-09-09 20:40
| 刺しゅう